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作者から今日は

「トンビの目」からご挨拶します。

タカかトンビになって、遠くを見てみたいなぁ,,,,

それが鳥瞰図を描こうと思った動機です。

トンビ,,,,

タカほど強そうではないが、弱そうでもない。

タカほど神秘的でなく、いつもその辺にいる。

結構高いところを飛んでいるが、超高空というわけでもない。

羽ばたくのをさぼって、いつまでも風に乗ったまま、高く低く飛んでる極楽トンビ。

いっぽう、鋭い目とくちばしも持っていて、獲物を見つけると、ばさばさっと

素早く舞い降りる。でも結構 捕まえ損ねているようだ。

そんな中庸の徳のあるトンビにあやかって、私の鳥瞰図は

(1) 大縮尺と小縮尺のあいだの中縮尺の地図です。

    1/50000地形図の8枚〜10枚の範囲を描いています。

    広い展望と遠近感を、また、いろんな人文情報も書き込める範囲です。

(2) 生活の場に近く、親子連れでも行ける無名の里山をきちんと描いています。

    煩雑にならない範囲で、一等三角点から三等三角点まで,標高を記入して

    います。山座の同定や、地形図との照合に利用できます。

(3)  地形図としての正確さと、手描きの絵地図の親しみやすさの両立をはかりました。

    山々や谷のつながりを分かりやすく表現しました。

    一応地形図としての正確さを期していますが、誇張と省略があります。

現場で見ると、大まかなところは合致しても、細部は相当違うと思います。

 

というわけで、この地図は、現地の道案内にはいささか力不足とはいえ、事前に

計画を立てたり、後で行程をたどり直すとき, 

つまり机上や枕頭,Web上の旅ですが結構楽しめるのではないでしょうか?

              

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